ポートレート向けレンズの選び方

人物を主役にするには、背景をぼかせる焦点距離と明るさが要ります

ポートレートで「上手く撮れた」と感じる写真の多くは、 背景がとろけて人物が浮き上がっているものです。 これを実現するのが、中望遠の焦点距離と明るい開放F値の組み合わせです。

なぜ換算75〜135mmなのか

広角レンズで人物に寄ると、顔の中心が大きく端が小さく写る遠近感の誇張が起きます。 換算85mm前後まで焦点距離を伸ばすと、この歪みがほぼ気にならなくなります。 さらに望遠になるほど背景は圧縮され、被写体が背景から切り離されて見えます。

135mmを超えると被写体から離れる必要が出てきて、 室内や狭い場所では扱いにくくなります。85〜135mmはその中間の使いやすい範囲です。

一覧の下限を換算75mmにしているのは、 APS-Cの56mm(換算84mm)やフルサイズの75mmといった、 数字の上では85mmに届かないが実際にはポートレートに使われるレンズを拾うためです。 狭い室内では、この75〜85mmあたりのほうが下がる余裕があって扱いやすいこともあります。

F値は「ボケ量」と「歩留まり」のバランス

F1.4のような大口径は確かによくボケますが、ピントの合う範囲が数センチしかなく、 目にピントを合わせたつもりがまつげに合っていたということが起こります。 F1.8〜F2.8あたりは、十分ボケつつピント合わせに余裕があり、扱いやすい範囲です。

開放でどこまでボケるかは数値だけでは掴みにくいので、 各レンズのページにある「作例を見る」から、 実際にそのレンズで撮られた写真を確かめてみてください。

単焦点とズームどちらか

単焦点は明るくて軽く、価格も抑えられます。 70-200mm F2.8 のようなズームは重く高価ですが、 立ち位置を変えずに構図を変えられるので、動きのある撮影では有利です。 まず1本なら単焦点、仕事や式典で撮るならズーム、という選び分けが一般的です。

条件に合うレンズ

絞り込み条件換算75〜135mm / F2.8以下

焦点距離は35mm判換算で判定しています。 APS-Cやマイクロフォーサーズのレンズも、換算値がこの範囲に入れば候補に出ます。 該当は152本です。

Eマウント55本

Zマウント23本

Xマウント26本

マイクロフォーサーズ16本

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